阿弥陀如来来迎
極楽に導いてくれる三尊無量の寿命を法力とする
別誂 阿弥陀如来来迎像
西方の阿弥陀の世界で、そこいるたくさんの仏たちを阿弥陀仏といい、この西方の世界と仏たちを一つの塊としたのが阿弥陀如来です。阿弥陀如来像を造るには、五劫年にものぼる長い修業と、十二の徳の光を表現しなければ本当の阿弥陀如来の姿にはならないのです。理想郷である極楽浄土に住み、現世で生きる人々を救ってくださる阿弥陀如来。臨終の際に人々を迎えにくる仏でもあります。極楽浄土には、九種類に区画された九品の世界があります。臨終の際に生前の姿を見極め、その信仰の程度と善行の数に応じて九つの来迎印をつくり、それぞれに見合った極楽浄土へ導きます。「九品来迎印」と呼ばれる印は阿弥陀如来独特のものです。阿弥陀如来の左脇待として蓮台(蓮の形の台座)を持っているのが観音菩薩、右脇待として合掌しているのが勢至菩薩です。この作品は、「無量寿経」に説かれる阿弥陀さまのお誓いに阿弥陀さまを信じてお念仏をする人、まさにこの世での命が終わろうとする時に、その人の前に阿弥陀さまが直々に極楽浄土よりお迎えにこられるという第十九願に基づいて造られて居ります。蓮堂挙身光は仏の体から一丈の光が放たれている様子を表しています。真言は「オン アミリタテイ セイカラウン」と唱えます。
別誂 蓮堂挙身光材質 総木製・仕様 朱漆塗り 本金箔仕上げ極彩色 四方幕板透かし
西方の阿弥陀の世界で、そこいるたくさんの仏たちを阿弥陀仏といい~真言は「オン アミリタテイ セイカラウン」と唱えす。
仏 台材質 総木製・仕様 黒漆塗り 透金具打
佛師・材質・サイズ
作者:工房作品
別誂 阿弥陀如来来迎像
材質:拓殖材・仕様 截金仕上げ
サイズ
高さ 23cm横幅 18cm奥行 8cm
別誂 蓮堂挙身光
材質:総木製・仕様 朱漆塗り 本金箔仕上げ極彩色 四方幕板透かし
サイズ
高さ 42cm横幅 34cm奥行 34cm
仏 台
材質:総木製・仕様 黒漆塗り 透金具打
サイズ
高さ 2.5cm横幅 10cm奥行 10cm